哲学日誌

自分に言い聞かせるために書いています。価値観の追求の為です。感想お待ちしております。

内省と勉強と人付き合いの話

 

 

内省

 

自己を見つめることの大切さは多くの本で書かれている。

 

自分の進もうとする道、自分の幸福や、自分の生活信条と実際の行動の関係などの本当に大切な問題について、自分というものを見つめることができていない人が多い。自分の行動が自分の生活信条と一致していない人生というのは、無意味な人生。そして行動と生活信条を一致させるには、日々の生き方をよく検討し、自分を振り返り、断固として行動するほかない。―自分の時間 アーノルドベネット―

 

『内省』をすることで自分の人間性や価値観を今より良いものにしようとする意識を持っている人は、あんまり多くない。自分を見つめて改善しようとする人とその意識がない人とでは人間として大きな差になるんじゃないか。

 

でもここで話したいのは、『バランス』のこと。自分の人生を生きていく上でこの『バランス』が非常に大切だと最近感じる。確かに『内省』をすることは大切なことだ。でも人生それだけに意識を向ければいいかと言えばそうではないんじゃないか。

 

自分の内面に意識が向く弊害

自分はどうあるべきか、自分の道はこれでいいのか?そういうことを考えるのは悪いことじゃない。だけど、目が自分に向いているうちはふらふらと不安定でしかいられないだよなあ。

 

自分のことを考えすぎることがある。でもそうやって『内省』に重きを置きすぎることはいいことじゃない。自分を顧みすぎてしまうと気が病んでしまう。

 

思考習慣の確立には6か月かかると言われているし、ゆっくりと自分を見つめていけばいい。いつも考えすぎていても心が不安定になってしまうだけだから長い目で育てる。一日に少しだけでいい。時間を設定して、本を読み、内省する。必要以上に内省しすぎないことがポイントだ。

 

自分を磨くことに意識が向きすぎると、人付き合いや趣味に時間を割くことが無駄なように感じてしまうかもしれない。でも無意味だと思う事もする。人とも関わる。成長の観点から見ても『体験よりも尊いものはない』と言うし、人生で大切なのは『人とのつながり』や『自分の好きな事をする事』だと思うから。要は『バランス』が大切ってことだ。

 

勉強

 

自分を見つめるだけでなく、勉強も同じくらいすること。内省ばかりに集中してしまうと、『もっと本が読みたい!』『能力よりも人間性が大切って言うし、今は勉強じゃなく自分を顧みる時間を作る方が良いんじゃないか』と思ってしまうことがある。でも過度の内省が自分にとって良くないのは上記の通り。それに勉強も非常に尊い行いだと思う。

 

勉強すれば、今まで知らないことを知ることができる。世界が広がる。それに自分の能力も上がる。一番大切なのは人間性だけど、能力もやっぱり重要だ。そして勉強することで、能力を高めることができれば、それが社会的に認められる一因にもなる。『継続』『結果』『社会的成功』すべてにおいて自信を形成することもできる。加えて、自分の内面に目が向きすぎた時、勉強は、そういったことを忘れ、没頭することができる。

 

内省と勉強と人付き合いの話

 

『勉強しなきゃ』『本を読まなければ』『人と交際している時間がもったいない』と思うことがある。でもそれは間違いだ。人生で一番大切なのは、『内省』でも『勉強』でもない。『愛』であり『人との関わり』だ。加えて、そう感じてしまうということは、『バランス』が良くない証だ。何かに没頭することは大切なことだけど、人生の大切なことを見失ってはいけない。

 

人間は書物だけでは悪魔に、労働のみでは獣になる。―徳冨蘆花

 

ここで言いたい労働っていうのは人と関わる、社会に出るってこと。内省だけでは気がおかしくなってしまうし、社会に出て実際に人と関わって分かることもあるってことだ。『バランス』って大切だ。